<24日目>床下の断熱材2007-07-06 Fri 23:59
この日も祝日です。
でも、大工さんは作業をされていました。 ↓土台や床根太の間に断熱材が入りました。 ![]() 断熱材はXPS90mmです。 隙間にあわせて一つ一つカットし、はめ込まれていきます。 ↓近くで見るとこんな感じです。 ![]() この場所は洗面所です。 床下点検口の部分には穴が開いています。 敷地の中にはこんなのもありました。 ↓構造用合板が積み上げられています。 ![]() 構造用合板とは、木材を薄くむいた板、 単板(これをベニヤといいます。)を木目が直交するように重ね、 接着剤ではり合わせて作ったものです。 建築物の構造上及び耐力性上、主要な部分に使用されます。 東急ホームでは18mmの厚みのものを使用しています。 これは土台の上に貼られていきます。 濡れないようにちゃんとシートで覆われています。 ↓JASの認定マークもありました。 ![]() ここからはかなりマニアックなので、かなり注意してお読み下さい。 (読み飛ばして頂いても結構です) 材質は針葉樹です。 等級は2級ですが、 2級は枠組み壁工法住宅の耐力壁、屋根下地、床下地等、 いわゆる下張りに使用されているものを対象としています。 一般的な使い方では十分な強度があるので、 長手方向の曲げ剛性試験のみが行われています。 ちなみに1級の構造用合板は、 より高度な構造に対して利用されることを目的としており、 長手方向及び短手方向のそれぞれに対する 曲げ剛性試験・曲げ強度試験の他に、 面内せん断試験が義務付けられているそうです。 寸法は床下地に使用する構造用合板は、 根太工法の場合は、12,15,18、21mmのもので、 根太レス工法の場合は、 24,28,30,35mmのものになります。 東急ホームは根太工法なので、 もちろん18mmは問題なしです。 接着の程度は特類です。 これは、合板を貼り合わせた接着剤の耐久性によって 特類、1類、2類、に分類されるそうです。 構造用合板には、特類または1類が使用されるそうで、 類別によって使用される場所が違ってくるそうです。 特類:屋外又は常時湿潤状態となる場所で使用することが主な目的 1類:コンクリート型枠用合板及び断続的に湿潤状態となる場所で 使用することが主な目的 2類:時々湿潤状態となる場所で使用することが目的 とされています。 板面の品質はCーDとありますが、 これはアルファベット2文字(A・B・C・D)の組み合わせで、 9段階に分類されており、表板・裏板の品質を表したものだそうです。 C-Dがどのレベルかはわかりませんが、あまりよくないのかなあ。 もちろん揮発性有機化合物(VOC)対策に対応した、 F4☆で、最上位等級です。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆ランキングに参加しています☆ この記事がお役に立った方や、 楽しく読んでくださった方はぜひとも!! 役にも立たず楽しくもなかったけれど、 なんとなく読んでしまった方も 是非、応援してください!! ↓ ↓ ![]() ![]() |
この記事のコメントマニアック~(笑
同じ東急だから当たり前かもしれませんが、 うちも全く同じ仕様の合板でした。 でも、2級とか特類とか全然意味不明だったので、 なるほど~と大変参考にさせていただきました。 C-Dって、やっぱりよくないんでしょうかね。 なんだか悪そうですよね。 やっぱりマニアックですか~(笑)
自分でもここまで調べるのは珍しいかもと思っていましたが…。 dyneさんのお家も全く同じ合板なのですね♪ C-Dは調べてみたのですが、わかりませんでした。 どうしてもAやBのほうが良いイメージがあるので、 なんとなく低品質のように感じてしまいますね…。 |
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